意識を集中して・・・センスオブワンダー
明日から8月
明日からサマースクール
センスオブワンダーが始まる。
センスオブワンダーって名前をつけるのに
最初ちょっと戸惑った。
自然の中から感じ取るセンスオブワンダー。
サマースクールは、室内で行うことも多いから。
でも、悩んでいた時、この本に出会った。
センス・オブ・ワンダーを探して ~生命のささやきに耳を澄ます (だいわ文庫)
- 作者: 阿川佐和子,福岡伸一
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2017/06/10
- メディア: 文庫
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2011年に出版された本の文庫化された本に偶然出会った。
この本の中から、いくつか紹介したい。
阿川 …『センス・オブ・ワンダー』には、美しさを感じる感覚や未知なるものに触れたときの感激が呼びさまされると、次はその対象についてもっとよく知りたいと思うようになるし、そこで得た知識はしっかりと身につくと書いてあるんです。でも、私は感動はするけど、そこで終わってしまうからいけないのね。
福岡 いや、まず感動することが大事なんです。
私はこれまで、こども達が探究する場を作っていきたいって
思っていた。
でも、そういう場を設定しても、こども達の心が動かなければ
何の意味もないことを感じていました。
だから福岡さんの言葉を読んで、うん!うん!ってうなずいてた。
本の中には、虫を見つけて博物館の研究者に見てもらうような
体験とか、ドリトル先生の本にのめり込んだり、
数字の2を白鳥に例えて教えてもらったことなどが
センスオブワンダーな体験として書かれている。
自然の中だけではなく、
そのこどもにとって
心が動いた体験なら、
それはみんな センスオブワンダーな体験なんだな、と。
本の中の、児童文学作家の石井桃子さんの言葉も印象的でした。
「子どもたちよ。子ども時代をしっかりとたのしんでください。
おとなになってから、老人になってから、あなたを支えてくれるのは
子ども時代の『あなた』です」
そして、レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』も
私には大切な一冊。
- 作者: レイチェル・L.カーソン,Rachel L. Carson,上遠恵子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1996/07/01
- メディア: 単行本
- 購入: 15人 クリック: 96回
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センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性
こども達とともに、感性豊かな夏を、過ごしていきたいです。
明日から サマースクール。
意識をそちらに集中して・・・
夏休みのキラキラした体験は
大人になっても
色あせない