多様な学び場 ②
先日の学校に週1回しか通わない
小1のお子さんの記事、
truth- teacherさんのページでも取り上げていらっしゃいました。
公立の小学校の先生からみたら
こういう通い方ってどういう風に感じるのかと、この記事が話題になってから気になっていました。
視点を変えてみると - しがない教員の学校・学級・生活日誌www.truth-teacher.com
こちらのページでは、週1通うことが良い悪いではなく、子ども達の視線で語られていて、こどもの思いを大切にされているところが、さすが先生だなぁと。
まだ小1だから、何も気にせず、一緒に遊べるのかもしれませんよね。いろいろな事を理解してくると、ずるく感じてしまう子もいるのかもしれません。中、高学年になった時、どうなっているでしょうか。
私が関わっていた、週1回開かれている小さなイエナスクールがありますが、
そこには、もう少し高学年のお子さんが通っていらっしゃいます。その子の場合は、ニュースの子とは逆で、週4回学校に通い、1回をイエナスクールに通って来ています。
私も、その子が学校でどう思われているのか、気になりました。
でも、その子自身はそんなことは気にならないようです。3年生までは保健室通いだったのが、教室に通えるように頑張っている。週1でも、のびのびと通える場所があるから、他の日は頑張れるのかもしれないですね。
その子が作った葉っぱのお弁当です。
小さなイエナスクールでは、
広場で様々な葉っぱを拾ってきて、
部屋に戻り葉っぱの分類として、葉っぱ列車をして遊びました。
GEMSのカエルの算数のテキストにある分類方法です。
カエルの算数〜予想して、よく考えて、遊ぼう [Frog Math : Predict, Ponder, Play] - ジャパンGEMSセンター ティーチャーズガイドショップjapangems.shop-pro.jp
葉っぱの特徴の一つと同じものを、自分の手持ちの葉っぱから見つけてつなげていくものです。葉っぱの観察の仕方、ものの見方を遊びながら学びます。
おるたネットカフェでは、
こちらの小さなイエナスクールでの様子を
実践例として、ご紹介したいと思っています。
ホームスクールをする中で、私が気になっているのは、例えばドリルができるようになったから、算数はクリアした、と思うのは違うのではないかな、というところです。算数は、計算ができればいい、というだけの教科ではないです。
どう考えるか?考えることの練習をするのが算数です。
自分の考えだけではなく、他の人の解き方を聞いて、そんな解き方もあるのかと気づいたり、そこからもっとこんな方法はどうかなと、また新たに考えが広がることが大切です。いろいろな角度から物事を見て考える練習になります。ホームスクールの場合は、ご家族で、いろいろな解き方を考えてみるのも楽しいですね。
私は、オルタナティブな学びの場を作りたいと思っていますが、
これまでの学校の学びを否定しているわけではありません。
こども達の状況によって、選ぶ事ができたらいいと思うし、海外ではそれが当たり前になっています。
1月27日(土)は、これからの教育について、皆さんで語りあって楽しい時間を過ごせたらと思います。
一人ひとりに合った学びへ - これ なぁんだ⁈tanq.hatenablog.com